フィリピンのドゥテルテ前大統領が、国際刑事裁判所に出廷することになりました。麻薬戦争での人道に対する罪が疑われています。
要約するとフィリピンのドゥテルテ前大統領が、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所（ICC）に出廷することが決まりました。
これは、彼が推進した「麻薬戦争」において、数千人の容疑者が殺害されたとして人道に対する罪の疑いがかけられているためです。
ICCは現地時間の13日に、ドゥテルテ氏に対し14日午後2時（日本時間午後10時）に出廷を求める旨を発表しました。
この出廷では、予審判事が被告の身元を確認し、具体的な容疑内容を通知する予定です。
今後の審理では、検察や弁護側、被害者側の主張を聞いた上で、裁判を開くかどうかの判断が下されることになります。
ドゥテルテ氏は11日にマニラの空港でフィリピン当局に逮捕され、その後航空機でハーグに移送されました。
なお、ハーグには彼の長女であるサラ副大統領も滞在しており、14日には記者会見を行う予定です。
この事件は、フィリピン国内外で大きな関心を集めており、今後の展開が注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8ec02580b8202737c75c15003c2725210dc89cb6