石川県知事が北陸新幹線の敦賀―新大阪間延伸で米原ルートの再検討を国に求め、地域の交通整備の重要性を訴えました。
現行の計画では、福井県小浜市や京都市を経由するルートが設定されていますが、沿線の京都府ではその計画に対する懸念が高まっています。
馳知事は「解決のめどが立たないと判断された場合は、米原ルートを含めた検討を行い、一日も早い全線整備を目指すべきだ」と強調しました。
さらに、延伸区間の着工が長期間見送られている現状を「異常だ」と指摘し、昨年6月に県議会が可決した米原ルートの再考を求める決議と自身の考えが一致していることを述べました。
これにより、北陸新幹線の延伸計画に新たな展開が期待される中、地域の交通インフラの整備が急務であることが浮き彫りになっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e7554e1c072b616f2dd152db933e9183f154fe19
コメントでは、米原ルートの延伸について多様な意見が寄せられました。
多くの人が米原ルートの経済効果や工期の短縮を期待し、名古屋とのアクセス向上が地域振興につながると考えていました。
しかし、滋賀県にとっては駅が不要であるため、県民にとってのメリットが薄いことが懸念されていました。
また、滋賀県が建設費を負担することに対する反発も多く見られ、同意を得るのは難しいという意見がありました。
整備新幹線のスキーム自体が問題視され、自治体の負担を軽減するために法改正が必要との声もありました。
さらに、米原ルートに対する賛否が分かれる中、他のルート(小浜ルート)との比較や、京都市の反対意見も影響を与える要因として指摘されていました。
全体的に、地域の利便性や経済効果を考慮しつつ、滋賀県の負担問題を解決する必要性が強調されていました。