石破首相がトラック運転手の賃上げを促進するため、荷主への是正指導を強化する方針を示しました。運賃の適正な転嫁を促し、労働環境の改善を目指します。
この発表は、首相官邸で運転手や運送業者との意見交換の場で行われました。
首相は、運賃に人件費を適正に転嫁することを促し、運送業界の現状を改善するための具体的な施策を検討する意向を表明しました。
意見交換の参加者からは、適正な取引環境の整備や運転手の休憩拠点の充実を求める声が上がり、首相は「さらなる賃上げと環境改善のために政府としてできることを考えたい」と応じました。
現在、物流業界では不適切な運賃設定や長時間の荷待ちが常態化しており、これが運転手の労働環境を悪化させています。
この問題に対処するため、政府は「トラック・物流Gメン」を各地に配置し、荷主と運送業者の取引を監視し、不適切な行為に対して是正指導を行っています。
これにより、運転手の賃金向上と労働環境の改善を目指す取り組みが進められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5a885bda375ec9454bb4c5335a6a00a32983c0fc
コメントでは、トラック運転手の賃上げを求める声が多く寄せられました。
特に、政府の指導強化が実効性を持つためには、運賃の適正化や荷主に対する指導が必要であるとの意見がありました。
運転手が無償で行う付帯作業に対する対価の支払いを求める声もあり、荷下ろしや荷積みの作業をドライバーが行うことの負担が強調されていました。
運賃を上げることはもちろん重要ですが、実際にドライバーの手元にその恩恵が届くかどうかが懸念されていました。
また、燃料代の高騰や経費の増加が運送会社の経営を圧迫しているため、これらの問題を解決しなければ賃上げは難しいとの意見もありました。
さらに、運送業界の構造的な問題、特に多重下請けや水屋問題についても言及され、これらが適正な運賃を阻害する要因として挙げられました。
全体的に、運転手の待遇改善に向けた具体的な施策や法律の改正を求める声が多く、業界の現状を理解してもらうことが重要だと感じられました。
ネットコメントを一部抜粋
運賃もそうだけど、荷主が運転手に無償でやらせている、付帯作業にも、それなりの対価を支払うか、付帯作業自体をなくす努力をするように、国からも指導してもらいたいもんです。
勿論運賃も上げて頂きたいですが、荷下ろし先での付帯作業が酷い…
荷主と中小企業の運賃交渉で賃上げもそーだが、その荷物を運ぶドライバーさんにも適正な給与を支払うとなるならば、その仕事がいくらの仕事なのか…
運賃のダンピングも問題だが、発主元や荷受け主の無理な付帯作業が大問題。
まずは拘束時間を短くする。
荷主先の超無駄な待機時間をゼロにさせろ。