JR西日本が特急「まほろば」をリニューアルし、奈良の文化を体験できる新車両を4月5日から運行開始。国宝のレプリカ展示やバリアフリー対応も充実。
要約するとJR西日本は、大阪と奈良を結ぶ特急「まほろば」のリニューアル車両を公開しました。
この新しい車両は、4月5日から営業運転を開始し、同月15日からは土休日に定期運行を行う予定です。
特急「まほろば」は、これまでは臨時列車として運行されていましたが、リニューアルに伴い、定期運行が開始されることで、より多くの利用者に奈良の魅力を伝えることが期待されています。
初日の運行便はすでに完売しており、切符の販売も好調です。
新しい車両は特急車両「683系」を基にしており、内外装が一新されています。
外観は小豆色に近い蘇芳色と金色を基調とした「安寧」と、墨色と灰渋色の「悠久」の二種類のカラーで、悠久の方は秋ごろに投入される予定です。
デザインには奈良の文化を反映させた唐草模様が施され、シカや金魚、大和野菜などの要素が盛り込まれたシンボルマークが車両の前面や側面に描かれています。
さらに、1号車にはギャラリースペースが設けられ、国宝のレプリカが展示されるほか、車いすスペースも3台分に拡大されるなど、バリアフリーにも配慮されています。
JR西日本は「奈良らしさ満載の車両で、日本の文化の根源を感じてほしい」とコメントしており、観光客や地元住民にとっても心地よい移動手段となることを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7426f160a388c4659c2e304b3800c67f4bcc499b