浜岡原発2号機の原子炉解体が国内初、廃炉作業が進行中

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中部電力が浜岡原発2号機の原子炉解体を開始。商業用原発の解体は国内初で、今後の廃炉作業が注目される。

要約すると中部電力は、浜岡原発2号機の原子炉解体に着手したことを17日に発表しました。

この作業は国内の商業用原発において初めての原子炉解体撤去となります。

浜岡2号機は静岡県御前崎市に位置し、現在廃炉作業の第3段階に入っています。

この段階では、原子炉圧力容器の上ぶたを取り外す作業が行われており、今後の進展が期待されています。

なお、解体作業から出る放射性廃棄物については、埋設処分地が未定であるため、中部電力は安全に保管する方針を示しています。

昨年12月には、原子力規制委員会が浜岡1、2号機の第3段階への移行を認可し、これを受けて中部電は解体準備を進めていました。

今後の計画では、原子炉の解体が完了した後、2036年度に第4段階の建屋解体に着手し、2042年度には廃炉作業を完了する見込みです。

浜岡2号機は1978年に営業運転を開始し、2009年に運転を終了しました。

2023年には被ばく対策検討のために解体着手が1年延長され、解体工期も6年間から12年間に延長されています。

これにより、浜岡原発の廃炉作業は長期的な取り組みとなります。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e646040e36aa5147917c5039dd6baccbcb8a244a

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