ANAとJALが国際線好調で上期売上過去最高も、コスト増で営業利益減少。
要約すると大手航空会社2社、ANAホールディングスとJALグループは、2023年4月から9月の決算を発表し、国際線の好調な需要に支えられて、いずれも上期として過去最高の売上を達成しました。
ANAは前年同期比で968億円増の1兆995億円を記録し、国際線の旅客数は12.3%の増加を見せました。
特にインバウンド需要と日本発の需要の回復が寄与しており、航空業界の回復基調が伺えます。
しかし、円安による整備費の上昇や人件費の高騰が影響し、営業利益は前年同期比213億円減の1083億円に留まりました。
一方、JALグループも売上収益9018億円を記録し、2012年の再上場以降で最高となりましたが、燃油費などのコスト上昇が影響し、本業の儲けを示すEBITは前年より55億円減少し856億円となりました。
このように、両社とも売上は好調ながらも、コストの増加が利益を圧迫する状況が続いています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/49e3bff70bb6d2fa653e43a61cd63f5b95e28462