メキシコでギャングに関連する秘密火葬場が発見され、行方不明者の問題に対する市民の抗議が全国で広がっています。人権団体は真相究明を求めています。
要約するとメキシコで最近、ギャングに関連する秘密火葬場が発見され、社会に衝撃を与えています。
この火葬場は、国際麻薬密売ギャング「ハリスコ新世代カルテル(CJNG)」に関連する場所とされており、行方不明者の遺体が処理されていた疑いがあります。
15日には、現地の人権団体や行方不明者捜索団体が集会を開き、政府の対応に対する不満を表明しました。
デモはハリスコ州やメキシコシティをはじめ、ティフアナ、ベラクルス、サン・ルイス・ポトシ、カンクンなど全国各地で行われました。
デモ参加者たちは、火葬場の発見を受けて「メキシコは国家ではなく集団墓」「私たちは答えを要求する」といったメッセージを掲げ、行方不明者を追悼しました。
発見された火葬場の床には数百足の靴が散乱しており、遺体火葬用の施設や遺骨、薬莢も見つかっています。
この火葬場は、1万平方メートルの農場の一角にあり、大人の身長を超える壁で囲まれ、仮設住宅のような施設も存在していたとされています。
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は、この火葬場の発見が全国的な組織犯罪に関連する失踪事件のトラウマを想起させるものであり、非常に衝撃的であると述べています。
市民団体は、行方不明者の真相究明を求めており、この問題はメキシコ社会における重大な人権問題として浮上しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7b791733ea51ffce042225d64454829b7b50d82a