MoonPayがステーブルコイン企業Ironを買収し、クロスボーダー決済や資産保有の機能を強化。これにより金融サービスの競争力を向上させる狙い。
要約すると暗号資産決済プロバイダーのMoonPayが、ステーブルコイン企業Ironを買収したことを公式Xで発表しました。
この買収は、少なくとも1億ドル(約149億円)相当で行われたと、米暗号資産専門メディア「ザ・ブロック」が報じています。
MoonPayは、この買収により企業向けのステーブルコインを用いたクロスボーダー決済に対応できるようになります。
さらに、MoonPayを導入している企業は、複数通貨の国債や米国債などの利回りのある資産を保有できるようになるとのことです。
Ironが提供するAPIに重点を置いたインフラストラクチャは、MoonPayのステーブルコイン決済において、マネーロンダリング防止対策や顧客確認プロトコル、その他のリスク管理が統合されることになります。
MoonPayは、今年1月にも決済プラットフォーム提供のHelioを1億7,500万ドル(約262億円)で買収しており、Helioはビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)の決済を効率化する技術を提供しています。
これらの動きは、MoonPayの金融サービスの拡充を示しており、今後の市場での競争力を高める要因となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f3ca90552022702413ebc4c41993332c293ba8d2