タイの同性婚合法化と日本の現状

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タイで同性婚を合法化する「結婚平等法」が施行され、LGBTQ+の権利向上が期待されています。一方、日本では法制化が進んでおらず、議論が続いています。

要約するとタイで1月23日に施行された「結婚平等法」は、東南アジアで初めて同性婚を合法化する重要な法律です。

この法律により、18歳以上の2人に対して婚姻が認められ、配偶者としての法律上の権利が保障されます。

この法案の成立に尽力したタイ人民党のトゥンヤワット議員は、政治家になってから直面した悲しい出来事を振り返り、法制化の意義を強調しました。

しかし、彼は差別が依然としてタイの大きな問題であることを指摘し、LGBTQ+の人々が自然な存在であることを社会に認識させる必要があると述べました。

さらに、タイの同性婚合法化は経済的な効果も期待されており、LGBTQ+の旅行者が安心して訪れることで、3,100億円の経済効果が見込まれています。

一方、日本では同性婚が未だ法制化されておらず、パートナーシップ制度が広がりつつあるものの、議論は続いています。

タレントのふかわりょうさんやキャスターの豊崎由里絵さんは、日本でも同性婚が認められることを望む意見を述べ、LGBTQ+に対する理解を深める必要性を訴えました。

日本におけるLGBTQ+の権利の向上が求められる中、タイの動きは重要なメッセージを発信しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/09a193178fadc1a3ea36cb0cb886640d8fbd3e68

ネットのコメント

コメントでは、タイが長い間LGBTQの人々を受け入れてきた文化を持ちながらも、同性婚の合法化には時間がかかったことが語られていました。

その一方で、日本ではLGBTQの人々があまり見かけられず、タイを見習うことが適切かどうか疑問視する声もありました。

また、タイの社会でも依然として差別が存在することや、法制化だけでは問題が解決しないことが指摘されていました。

さらに、同性婚に対する支持が年齢によって異なるというデータも紹介され、特に若い世代が支持していることが強調されていました。

タイのBLドラマの人気や、LGBTQイベントが盛況であることも言及され、タイがLGBTQに優しい国であるという主張に対する疑問が示される場面もありました。

日本の文化や国情を考慮しながら、同性婚の合法化が進むことを望む意見や、逆に社会的なメリットを疑問視する意見もあり、多様な視点が交差していました。

最後に、日本におけるLGBTQの人々が直面する社会的な偏見や差別についても触れられ、認識を深める必要性が強調されていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • タイでは何十年も前から街中でLGBTQの人々を日常的に見かける文化がありながら、同性婚の合法化に至るまで長い時間がかかった。

  • 日本には日本のペースや文化的背景があるんだから、タイの事例をそのまま押し付けるのは無理があると思うよ。

  • タイではBL(ボーイズラブ)ドラマが流行ってるけど、ひと昔前は同性愛をテーマにした映像作品は一切なかった。

  • 子供の頃にもし同性婚という選択肢があれば、私の人生設計は大きく変わっていたかもしれない。

  • 日本では、差別文化が横行している民度に課題のある国だ。

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