ゼンハイザーが新開放型ヘッドフォン「HD 550」を発表。オーディオファイルクラスの音質を実現し、54,450円で販売。HD 505も同時発売され、両モデルは高級感と音質の向上が特徴です。
このモデルは、ラミネート加工を施した振動板を採用した開放型ヘッドフォンで、オーディオファイルクラスの音質を提供すると謳っています。
価格は54,450円前後で、Amazonを除いた販路で販売されます。
HD 550は、アイルランドの自社ファクトリーで製造され、38mm径のドライバーを搭載。
高音域の共振を低減し、よりニュートラルなサウンドを実現しています。
また、バックプレートにはアコースティックフォームを内蔵し、低域の再生も強化。
デザインはシックで、高級感が漂います。
イヤーパッドは柔らかなベロア地、ヘッドバンドにはレザーライク素材を使用し、着脱可能なケーブルが付属します。
再生周波数帯域は6Hz~39.5kHzで、インピーダンスは150Ω、感度は106.7dBです。
比較対象として発売済みのHD 599と比べて、最高域の描写力が向上し、中高域のつながりもフラットになっています。
さらに、HD 505というモデルも同時に発売され、こちらはポリマーブレンド素材の振動板を採用し、より分析的なサウンドを提供します。
両モデルともに高級感のあるデザインで、サウンドの傾向に違いがあるため、選択肢として悩ましい存在です。
HD 550はAmazonで販売されない戦略が取られており、今後のHD 500シリーズの牽引役として期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0b4574b3c47300a5049b54e8876d875613ec9bf5