メキシコ政府が米国にグアンタナモへのメキシコ人移送中止を要求、移民問題が再浮上。
この要請は、メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領によって発表され、彼女は記者会見で「どのメキシコ人もメキシコではない他の場所に送られてはならない」と強調した。
背景には、トランプ政権が先週末にベネズエラ移民者200人をエルサルバドルに追放した事例がある。
グアンタナモ基地は、かつてテロ容疑者の拘禁施設として使用されていたが、現在は移住者がいない状態であり、米国のメディアはその理由として劣悪な収容環境を挙げている。
米国は、過去に軍用機を使って不法移民者を送還していたが、コストが高く効率的でないことから、最近ではその運用を中止した。
例えば、移民者1人をグアテマラに送るのに約4675ドルがかかる一方、商業航空券は853ドル程度であるため、経済的な観点からも軍用機の利用は厳しい状況にある。
国防総省は今後の軍用機による移民者の輸送を永久的に中止する可能性があると発表しており、移民問題が引き続き米国とメキシコの間で重要な課題となっていることを示している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cf1f4a213f09900d8b7c8cc1f6e99b14618bddb3
メキシコ政府がグアンタナモへの移送中止を要請したニュースに対して、ネット上で様々な意見が交わされました。
多くのコメントでは、メキシコ政府が自国民や不法入国者をアメリカに送り返すことに対する責任を強調する声が上がりました。
特に、自国の問題を他国に押し付けるのは図々しいとの意見があり、メキシコ政府が自国での対策を講じるべきだという意見が目立ちました。
また、過去にメキシコ政府が自国民の不法入国を黙認してきたことに対する批判もありました。
コメントの中には、同じスペイン語を話す国同士であるため、協力が必要だという意見もありましたが、全体的には不法入国者に対する厳しい処遇を求める声が多く見受けられました。
さらに、他国の法律を犯した場合の処遇については、メキシコ側が責任を持って身柄を引き取るべきとの意見があり、国際的な責任を考える必要があるとの意見もありました。
こうした議論は、メキシコ政府が今後どのように対応していくのかに影響を与える可能性があります。
ネットコメントを一部抜粋
自国民をアメリカに行かせないようにする事が重要だと思います。
メキシコ政府は不法入国を黙認してきたのが問題です。
同じスペイン語を話す国同士、協力が必要だと感じます。
自国で引き取るのが筋ではないかと思います。
不法に入ってきた人を何の罰も与えずに置いておくのは問題です。