米地裁が国際開発局解体差し止め、マスク氏の権力行使に憲法違反の疑い

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米地裁がマスク氏の国際開発局解体を憲法違反の恐れから差し止め、権力行使の適正性が問われる事態に。

要約すると米国メリーランド州の連邦地裁は、トランプ政権下で「政府効率化省」を実質的に率いる実業家イーロン・マスク氏による国際開発局(USAID)の解体に対して、憲法違反の可能性があるとして、同局の人員削減を差し止める命令を下しました。

この判決は、マスク氏が選挙や上院の承認を経ずに権力を行使することが憲法に反するとの主張に基づいています。

具体的には、同局の職員らが訴えた内容が考慮され、地裁はマスク氏の行動に対する厳しい見解を示しました。

トランプ政権側は、マスク氏はトランプ大統領の上級顧問であり、政府効率化省の管理者ではないと主張していますが、地裁はマスク氏の役割を管理者と認定しました。

この判決は、政府機関の運営における権限の行使が憲法に照らして適切であるかどうかという重要な問題を浮き彫りにしています。

地裁は、具体的な解雇の取り消しについては判断を下さなかったものの、今後の人員削減に対する制約を設けることで、憲法の原則を尊重する姿勢を示しました。

この事案は、政府の効率化や改革の過程において、権力の行使がいかにして憲法に抵触する可能性があるかを考えさせるものであり、今後の政治的な議論を呼ぶことが予想されます。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/03bd6eac5128bb8d84ce4d728407b53b27c1495f

ネットのコメント

米国の裁判所が国際開発局の解体を差し止めたことに対して、ネット上ではマスク氏の権力行使に憲法違反の疑いがあるとの意見が多く見受けられました。

特に、マスク氏が大統領の相談役としての立場を越え、各省の長官を無視して独自に行動していることが問題視されていたのです。

多くのコメントが、権限も責任もない立場の人間がこのような横暴な行動をとることは、組織の崩壊につながるのではないかと懸念を示していました。

また、4年後にはマスク氏を相手取った訴訟が増えるのではないかとの予測もあり、彼がトランプ氏と共にロシアに逃げるのではないかという冗談交じりの意見もありました。

このように、マスク氏の行動に対する批判的な視点が多く、彼の影響力が今後どのように展開されるのかに関心が寄せられていたのです。

ネットコメントを一部抜粋

  • マスク氏は本来はあくまでも「大統領の相談役」に過ぎないにも関わらず、各省長官の頭越しに活動していますからね。

  • こういった「権限も責任もないはずの人間が横暴な行動に出る」のは組織が壊れる原因になります。

  • 4年後にはマスク氏を相手取った訴訟が乱発されそう。

  • トランプさんと共にロシアにでも脱出するつもりなのだろうか。

  • マスク、でしゃばり過ぎ。

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