北陸新幹線の延伸計画に対し、京都仏教会が署名活動を開始。地下水への影響を懸念し、50万筆を目指す。
この活動は、金閣寺などを含む約1100の寺院からなる京都仏教会によって推進されており、19日には京都市左京区の銀閣寺に署名箱が設置されました。
署名の目標は50万筆で、清水寺など他の加盟寺院でも署名用紙が配布される予定です。
また、オンラインや郵送での署名も受け付けられることになっています。
署名活動の背景には、延伸計画で進められる「小浜ルート」が大部分トンネル工事となることから、地下水への影響が懸念されているという事情があります。
仏教会は、計画が京都の豊かな地下水資源や食文化、さらには世界遺産や重要文化財を脅かす可能性があると警鐘を鳴らし、「京都を台無しにし、京都が京都でなくなる」との危機感を表明しています。
署名活動は、地域の文化や歴史を守るための重要な一歩と位置づけられており、今後の動向が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0382e6f46945e9bb2c425e8d261ed7bb9479273a
新幹線計画撤回を求める署名活動に対するコメントは、賛成と反対の意見が交錯していました。
賛成派は、新幹線の建設が地域の発展や利便性向上につながると期待し、特に小浜ルートに期待を寄せているようでした。
一方で、反対派は環境問題や財政負担を懸念し、特に地下水問題が重要なテーマとして浮上していました。
また、過去の計画が現状に合わないことや、少子化の影響で需要が減少することも指摘されていました。
さらに、京都の文化や景観を守るための意見が多く寄せられ、どのように地域の未来を考えるかが重要な課題として浮き彫りになっていました。
コメントの中には、地下鉄やリニア新幹線との整合性について疑問を呈する声もあり、様々な視点からの議論が展開されていました。
一部のコメントでは、税金の使い道や市民の意識についても言及され、地域住民の声が計画にどのように反映されるべきかが問われていました。
全体として、地域の未来を考える上での重要なテーマとして捉えられ、熱い議論が繰り広げられていたことが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
初期案に有ったと思うが亀岡を経由して直線的に大阪を目指せばみんなが幸せになれそう。
5.3兆円もの税金を注ぎ込み小浜京都ルートを開通したところで、半分しか回収できない事業計画を立てられても、到底納得できない。
もちろん地下水や土砂処理問題も大切だけど、工事費と需要があってないところが1番問題ではないですか？
小浜や米原と複数の案がありますが、整備新幹線のルートは消去法で決まるものではないと思います。
京都を台無しにするって何を基準におっしゃってるのか。