大相撲の新弟子受検者数が激減。春場所の受検者数は34人と少なく、相撲人気が高まる中でも魅力不足が影響している。入門後の厳しい生活環境も要因の一つ。
特に、今年の受検者数は34人で、1973年以降で3番目に少ない数値となった。
春場所は「就職場所」として知られ、年6場所の中で最も多くの新弟子が受験する時期だが、相撲人気が高まる中でも新弟子の数が増えない現状が浮き彫りになっている。
昨年は全90日間でチケットが完売する「札止め」が続いたものの、受検者数は前年よりもわずかに増えただけで、全体的には減少傾向にある。
相撲ブームの再来が期待される中、受検者数は1992年の160人には遠く及ばない。
少子化の影響もあるが、若者にとって魅力が欠如していることが大きな要因と考えられる。
新弟子になるためには、義務教育を修了した23歳未満の男子で、身長や体重の条件を満たす必要があるが、入門後は厳しい集団生活が待ち受けている。
力士は相撲部屋に所属し、大部屋での共同生活を強いられるため、プライバシーはほぼなく、番付順での生活が求められる。
十両以上に昇進すれば個室が与えられるが、それまでは多くの新弟子が厳しい環境での生活を強いられる。
これらの要因が、力士を目指す若者の減少に影響を及ぼしているとされている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ad551197d0d8be0acafbe19070a900ac882f36f7
大相撲の新弟子減少に関するコメントには、収入面や健康問題、伝統的な上下関係の厳しさなど、多様な視点が寄せられていました。
多くの人が、相撲が他の格闘技やスポーツに比べて稼げないことを指摘しており、特にボクシングやサッカーなどに比べて収入が少ないことが新弟子を減少させている要因の一つだと考えられていました。
また、相撲を志す若者にとって、肥満体型や健康への影響が大きな懸念材料となっていることも強調されていました。
特に、力士の平均寿命が一般人よりも短い傾向があることが、多くのコメントで取り上げられ、健康志向が高まる現代においては、相撲の魅力が薄れているのではないかという意見が見受けられました。
さらに、相撲界の上下関係や厳しさが若者の参入を妨げているとの意見もあり、特に昭和の名残が残る厳しい環境が影響していると考えられていました。
このように、相撲の新弟子減少は多面的な要因が絡んでいることがわかりました。
ネットコメントを一部抜粋
格闘技というカテゴリーなら関取になれれば凄く稼げる部類になるけどね。
収入の問題は観客数とも相関するので、全世界を対象とした野球やサッカー、ゴルフと比較するのは無理があります。
お金の問題もありますが、普通に見たら肥満というか、健康面で絶対に問題あるとしか見えないような体型になりたくないというのが大きいのではないかと・・・。
決して長いとは言えない現役生活、健康を害するほどの増量、協会に残るにはイスが限られていて・・・。
そもそも過剰な肥満体にならないと収入が得られる立場にならず寿命も短いというシステム自体が大問題だと思う。