日産が新型4ドアハードトップ「N7」を発表。豪華な内装や高い性能を備え、価格は約400万円以下。中国市場をターゲットにした新世代EV。
このモデルは、東風日産の新しい電動車向けアーキテクチャーを採用した新世代EVの第一弾で、中国の中流階級ファミリーをターゲットにしています。
ボディサイズは4930mm×1895mm×1487mmで、ホイールベースは2915mm。
特徴的なハードトップスタイルを採用し、Cd値は0.208と高い空力性能を誇ります。
エクステリアデザインには日産のVモーションデザインが取り入れられ、黄金比を活かしたミニマリズムが表現されています。
インテリアはリビングルームのような豪華さを持ち、冷蔵庫、テレビ、大型ソファに似たシートを装備。
シートにはヒーターやベンチレーター、マッサージ機能があり、49のセンサーで乗員に合わせた調整が可能です。
また、ヘッドレストにはスピーカーが内蔵され、臨場感ある音楽体験を提供します。
さらに、インフォテイメントシステムにはクアルコム製のスナップドラゴン8295プロセッサーが搭載され、AI音声アシスタント機能も充実しています。
パワートレインにはフロントに電動モーターが搭載され、58kWhバッテリー搭載車は160kW(約217馬力)、73kWhバッテリー搭載車は200kW(約271馬力)を発揮します。
航続距離は58kWhで510km以上、73kWhでは最大635kmに達します。
充電は残量10%から80%まで約19分、30%から80%までは約14分で完了します。
さらに、先進の運転支援技術に加え、全領域インテリジェント乗り物酔い防止技術も搭載されており、外板色はホワイト、シルバー、ブラックに加え、柔らかなナチュラル系の色合いが全6色用意されています。
価格は約400万円以下と発表され、購入資金特典や補助金を考慮すると、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
新型N7は、中国国外への輸出も検討されており、今後の展開に注目が集まります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fab76ab10e27bbd8251c13b50970978779849bd9