イーロン・マスク氏のxAIとエヌビディアが、ブラックロックやマイクロソフトと共にAIインフラ拡大のための新ファンドに参画することを発表。データセンターの建設を目指す。
このファンドは「AIインフラストラクチャ・パートナーシップ」と名付けられ、ブラックロック(BlackRock)、マイクロソフト(Microsoft)、投資ファンドMGXと連携しています。
この取り組みは、米国内でのAI技術の発展を促進することを目的としており、昨年9月に設立された際には、300億ドル(約4兆4400億円)の初期資金を調達する計画があったとされています。
主な目標は、大規模なAIモデルを運用するために必要なデータセンターやエネルギープロジェクトの構築です。
エヌビディアは、このグループの技術顧問も務める予定です。
また、マスク氏とエヌビディアがこのファンドへの参加を決定したのは、ドナルド・トランプ米大統領が発表した民間ベンチャー「スターゲイト(Stargate)」の設立から2カ月後のことです。
スターゲイトは、オープンAI(OpenAI)、オラクル(Oracle)、ソフトバンク(SoftBank)との提携によって、米国内に最大20の大規模AIデータセンターを建設する計画を進めています。
最初のデータセンターはテキサス州アビリーンに建設され、2026年半ばまでに完成する見込みで、エヌビディアのAIチップ約40万個を収容するスペースと、1.2ギガワット(GW)の電力容量が確保される予定です。
このように、AI関連のインフラ整備が進む中、マスク氏とエヌビディアの参画は、今後のAI技術の進化に大きな影響を与えることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9d71e48471f5a82698c4140c481102067b811974