中学受験が子どもに与える影響を語る美希さんの体験談。受験後にうつ病を発症した息子の苦悩と家庭崩壊の実情が明らかに。
しかし、この中学受験の過熱は、子どもたちの心身に深刻な影響を及ぼすケースが増えている。
特に、受験後に体調を崩し、長期間の回復が必要になることも少なくない。
この記事では、中学受験を経て息子がうつ病を発症した野島美希さん(仮名・40代)の体験談が紹介されている。
美希さんは、教育関係の仕事をしており、長男のハヤトくん(18歳)と次男(中学2年生)の母である。
ハヤトくんは小学4年生の時に中学受験を決意したが、実際には父親の強い意向に影響されてのことだった。
美希さんは、元々は息子が興味を持つことを大切にしたいと考えていたが、夫が「中学受験をしよう」と宣言してから、家庭の方針が一変した。
ハヤトくんは、放課後すべてが塾の時間に充てられ、家でも深夜まで学習が続いた。
夫は息子の進捗を厳しくチェックし、理解が不足していると判断すれば深夜に復習を強要した。
美希さんは何度も「やめてほしい」と訴えたが、夫は「このままでは受からない」と耳を貸さなかった。
さらには、仕事が早く終わった日にはお風呂の中でも勉強をさせるなど、息子を追い詰める状況が続いた。
ハヤトくんは穏やかな性格で、無理な指導にも黙って従っていたが、そのストレスは次第に彼の心身に影響を及ぼし、最終的にはうつ病を発症する結果となった。
美希さんは、もし過去に戻れるなら、夫を止めたかったと語る。
中学受験を通じて失ったものは計り知れないと訴える彼女の言葉は、受験を巡る家庭のあり方について深く考えさせられる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2ca5c7ad372d73c61dc33325cb21a7ce16d1eec1
中学受験に関するコメントは、親の期待やプレッシャーが子どもに与える影響についての懸念が多く見られました。
特に、過度な教育熱心さが教育虐待の形で現れ、子どもが心を病んでしまうケースが報告されていました。
あるコメントでは、偏差値の高い学校に進学した子どもが精神的に追い詰められ、高校卒業が難しくなったというエピソードが共有され、学業よりも心の健康が重要であると感じたとのことでした。
また、受験を望んでいない子どもに無理やり受験を強いることが、かえって子どもの成長や幸福を損なう結果になる可能性があると指摘する声もありました。
さらに、受験自体は悪いものではなく、親が子どもの気持ちを尊重し、適切なサポートを行うことが重要であるという意見が多く見受けられました。
中学受験を通じて、子どもが自分の意志で選択し、成長することが大切であり、親のエゴによって選択肢を狭めることは避けるべきだと強調されていました。
受験を通じて子どもが心身ともに健全に成長できる環境を整えることが、親の役割であるとする意見もありました。
ネットコメントを一部抜粋
知り合いの子のお父さんがそんな感じ。
中学受験の後半戦は、多くの家庭で教育虐待のような事が起こっているのではないか…
息子の学校にも同じような子がいます。
記事は教育虐待のケースだ。
私は中学受験して、一学年の半数が東大京大に進学するような学校に受かりました。