北朝鮮観光ツアー再開と中断の背景

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2025年2月、北朝鮮が5年ぶりに観光を再開し、外国人参加者がツアーを体験。しかし、わずか2週間でツアーは中断され、背景には様々な課題があった。

要約すると2025年2月、北朝鮮が約5年ぶりに観光を再開し、フランスやドイツなどの西側諸国からの参加者が北東部の経済特区「羅先」を訪れるツアーが行われた。

しかし、ツアー開始からわずか2週間後に北朝鮮は「ツアー中断」を一方的に発表し、再び観光の扉を閉ざした。

この背景には、外国人観光客の受け入れに伴う様々な課題が存在している。

参加者の一人であるフランス人のピエール=エミールさんは、ツアーの準備がどのように進んだか、またツアーの内容について詳しく語った。

彼は、旅行会社からの連絡が出発の2週間前にあり、わずか2日間でチケットを購入したことを明かした。

ツアー料金は705ユーロ(約11万円)で、中国での宿泊代も含まれていた。

参加者は中国・延吉から北朝鮮に入国する際、多くのチェックを受け、特に新型コロナウイルスに関する確認が厳重であった。

ツアー自体は、北朝鮮のガイドに伴われながら進行し、参加者は自由に移動することはできなかった。

ツアー中には、子どもたちのパフォーマンスや金日成、金正日の像を見学し、学校の英語の授業を見学する機会もあった。

食事は朝鮮料理で、特に海産物が豊富であったが、水は頼まなければ出てこないスタイルで、ビールは常にテーブルにあった。

ピエールさんは、ツアーの体験を「学校の遠足のようだった」と振り返り、思い出深い時間を過ごしたことを語った。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e532d9fdbb8ba2729caa68b3f2bc05eddbcd4daa

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