日産エルグランドが2025年内に生産終了。次期モデルの登場が期待される中、競合のトヨタと厳しい市場環境に直面。
エルグランドは1997年に登場し、特に3代目は2010年に発売されて以来、15年間にわたり高級ミニバン市場の先駆けとして君臨してきました。
現行モデルは、豪華なインテリアや高い動力性能を持ち、従来のFR(後輪駆動)からFF(前輪駆動)に刷新され、スポーティな印象を与えています。
しかし、最近のミニバン市場は変化しており、エルグランドはデザインや運転支援機能において古さが目立つようになっています。
最大の競合であるトヨタの「アルファード/ヴェルファイア」は、ショーファーモデルとしての人気を維持し続けており、エルグランドにとって厳しい競争環境が続いています。
日産の広報部は具体的な生産終了日を明言していないものの、「まもなく生産終了する」との見解を示しています。
次期型のエルグランドについてはまだ公式な発表はありませんが、2023年10月に開催される「ジャパンモビリティショー2023」では、高級ミニバンのコンセプトカーが出展され、注目を集めています。
また、日産は2024年3月に中期経営計画を発表し、2026年度までに30車種の新型車を投入する計画を明らかにしました。
この中には大型ミニバンのモデルも含まれており、次期エルグランドの登場が期待されています。
現行エルグランドの生産終了は、次期型への布石とも捉えられ、今後の動向が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/010a5c658c56e4db8ee90b763163ff8262b71572
日産エルグランドの生産終了に関するコメントは、様々な意見が寄せられました。
多くのユーザーがエルグランドに愛着を持っており、古い設計であるにもかかわらず、運転の楽しさや便利さを評価していました。
しかし、15年も同じモデルを続けてきたことに対する不満や、次期モデルの開発に関する不安も多く見受けられました。
特に、次期モデルがどのようなプラットフォームを採用するのか、また現行モデルをキャリーオーバーするのではないかという懸念が示されていました。
また、日産の現在の市場戦略や商品力に対する批判も目立ちました。
特に、競合のトヨタアルファードやヴェルファイアとの比較で、日産が後れを取っていると感じる声が多く、消費者のニーズに応じた車作りを求める意見がありました。
さらに、日産の企業イメージの低下や、社内の風土に対する懸念もあり、今後の方向性に対する期待と不安が入り混じっていました。
全体として、エルグランドの生産終了は多くのファンにとって寂しい出来事であり、次期モデルへの期待が高まる一方で、日産の未来に対する懸念も強く表れていました。
ネットコメントを一部抜粋
基本設計が15年モノで、古すぎではあるけども、自分は好きで新車から5年乗ってます。
販売店では2025年4月末で受注停止の通知が届いていましたね。
エルグランドの一番の出来は世界初、アラウンドビューモニター搭載されたE51後期だろうね。
結局15年も引っ張ってしまったね。
日産の記事を見ると毎回寂しくなるのは自分だけでしょうか?