台湾が元自衛隊トップを政務顧問に任命し、中国が強く反発。日本との連携強化を狙う台湾に対し、中国は干渉を許さない姿勢を示しています。
岩崎氏は2012年から約3年間、統合幕僚長を務めた経歴を持ち、自衛隊の元幹部が台湾の政府機関に就任するのは極めて珍しいケースです。
この人事は、台湾が日本との連携を強化し、地域の安全保障における協力を深める狙いがあると考えられています。
台湾の行政院は、岩崎氏の提案が台湾の発展に寄与することを期待しており、必要な提案には耳を傾ける姿勢を示しています。
一方、中国外務省はこの人事に対して強く反発し、「台湾は中国の不可分の領土であり、外部からの干渉は許されない」との立場を明らかにしました。
また、今年が「抗日戦争勝利80年」であることを踏まえ、日本には台湾問題に対する歴史的な責任があるとし、特に慎重な言動を求める批判を行いました。
中国側はすでに日本政府に対して申し入れを行ったことも報じられており、両国間の緊張が高まる可能性が懸念されています。
このような背景を踏まえ、台湾の新しい政務顧問の就任は、地域の地政学的なダイナミクスに影響を及ぼす重要な出来事として注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c2198b1a91ea7a3bb3c380845895e47a0fdddaec
台湾の元自衛隊トップの就任に対して、中国が強く反発したことは、多くのネットコメントで議論されていました。
コメントの中には、日台関係の強化が地域の安全保障に寄与するとの意見があり、特に台湾の自衛力向上が中国にとって脅威であるという見方が多く見受けられました。
また、日本政府の関与がこの人事に影響を与えているのではないかとの指摘もあり、中国の反発はその結果として理解されるべきだという声もありました。
さらに、過去の歴史的な経緯についても言及され、台湾と日本の間には友好の歴史があることが強調されていました。
中には、中国が台湾に対して威圧的な行動をとっていることに対する批判もあり、台湾の独自性を守ることが重要であるとの見解が示されていました。
全体として、台湾の元自衛隊トップの就任は、日台関係の深化と中国の反発を引き起こす重要な出来事であると考えられていたようです。
ネットコメントを一部抜粋
中国は何をそんなに騒ぐ必要があるのか。
やはり日本は台湾に対しては、腹をくくってやらなくてはいけないことがある。
これは日中プロレスではなく、本当に怒っているみたいですね。
台湾有事では、日本は米国に従うだけだから。
中国の嫌がる事は正解です!