高校生が主催した模擬区長選が足立区で開催され、若者の政治参加意識を高める取り組みが注目を集めています。参加者は政策を考え、選挙を体験しました。
要約すると2023年10月20日、東京都足立区議会議場で高校生による模擬区長選が開催された。
このイベントは、令和5年の「政策甲子園」で最優秀賞を受賞した学生団体「TEIGEN JP」が主催し、同団体の代表である高校2年生の堀井爽夏さん(17)が中心となって進められた。
堀井さんは「若者の政治参画意識を、若者によって変えたい」と強い意気込みを示している。
近年、若年層の投票率が低迷していることが問題視されており、堀井さんは「18歳になってからいきなり政治参加を求められるのは不自然」と指摘。
模擬選挙を通じて、政治家と直接連絡を取る機会を提供し、政治への関心を高めることを目指している。
模擬区長選には30人の参加者が集まり、東京都内外から応募があった。
参加者はグループに分かれ、足立区の概要を基に政策や候補者を決定し、約4時間でプレゼン用データを作成。
最後には各候補者が政策を訴え、他の候補者に投票する形式で区長を選出した。
堀井さんは、前回の模擬選挙では区議の意見が反映されすぎたため、今回は大学生を支援役にするなどの工夫を施し、高校生同士の意見交換を重視した。
模擬選挙は、政治参加の意識を育む重要なステップとして位置づけられており、貧困や教育といった幅広いテーマについても議論が行われた。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/312cd41ac543c3bcd04eaa685b6429fb1d6335aa