兵庫県知事の斎藤氏がパワハラを行ったとして、第三者委員会が10件を認定。叱責行為が問題視され、業務上の指導を超えたと判断された。
19日に公表された報告書によれば、斎藤氏は10件のパワハラ行為を行ったとされ、その内容は自身や県に関する報道、イベントや会議の段取りに強くこだわる姿勢に起因している。
特に、令和5年11月に県立考古博物館での会議において、斎藤氏は車両進入禁止のために手前で降りた職員を激しく叱責し、職員が不安を抱える事態を引き起こした。
この行為について、第三者委は「事情を聞かずに叱責を始めたため、誤った認識に陥った」と指摘し、パワハラと認定した。
また、同年1月には「空飛ぶクルマ」に関する連携協定の締結式を前に、関連報道を問題視した斎藤氏が事情を聞くことなく職員を叱責した事例も挙げられた。
第三者委は、これらの行為が業務上必要な指導を超えており、労働環境を害するものであると判断した。
調査対象となった行為は16件で、そのうち10件がパワハラと認定され、残りの6件は当たらないと判断された。
たとえば、スポーツイベントでの着替えの個室がなかった件については、セキュリティーの観点から有用であり、パワハラには該当しないとされた。
このように、第三者委は斎藤氏の行動を詳細に分析し、パワハラの認定に至った。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/394f5154d171159f80978260b9b2578f95343efb
斎藤兵庫知事に関するコメントは、彼の行動や態度に対する疑問や批判が多く寄せられました。
特に、知事が職員の意見を十分に聞かずに叱責する姿勢が、労働環境に悪影響を及ぼしたとの指摘が目立ちました。
報告書によれば、知事は部局の説明を真剣に聞かず、業務に関する認識に差が生じているとされており、これがパワハラ認定の一因とされています。
また、適切な調査が行われる前に処分を下したことへの懸念も多く見られました。
知事のリーダーシップや人徳に対する評価は厳しく、彼が人の上に立つ人物としてふさわしいかどうか疑問視する声もありました。
さらに、知事の行動が職員の士気や労働意欲に影響を与えたとの意見もあり、風通しの良い労働環境の整備が求められました。
コメントの中には、知事が感情的に叱責することが業務上必要かどうか疑問を呈する声もあり、知事には冷静な判断と職員との良好なコミュニケーションが必要であるとの意見がありました。
全体として、斎藤知事に対する批判とともに、兵庫県政の不健全さに対する懸念も表明されており、今後の対応が注目されています。
ネットコメントを一部抜粋
複数の職員が時間を掛けて纏めた報告を聞かなかったり、説明する機会を与えない行為は、職員の貴重な労働時間を無駄にし、労働意欲を失わせる行為である。
人を統率するには大きく二つあると言われている。
一つは人徳、もう一つは権威。
この方は人の上に立つ人物ではない。
パワハラはした方はすぐ忘れるが、された方は忘れない。
悪い事をしたら謝罪すべきではないですか。
ハラスメントは良くないから、そこは反省は必要かと思います。
ただ外部公益通報に関しては7つの疑惑のうち6つが否定され、残された1つであるハラスメントも刑事罰や過料がかけられるものではない。
斎藤氏から、「何でこんなところに車止めを置いたままにしているのか」と聞かれた職員が、「博物館の玄関に通じる道は埋蔵物保護のため、車両進入禁止とされ、車止めが置かれています」と返答すればよかっただけの話ではないのかな？