トルコ市長逮捕後の抗議デモと拘束者数の急増

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トルコのイスタンブール市長逮捕後、抗議デモが全国で発生し、1000人以上が拘束された。デモはエルドアン大統領の政敵に対するもので、権威主義的な傾向が懸念されている。

要約するとトルコのイスタンブール市長、イマモール氏の逮捕を受けて、抗議デモが全国で発生し、これまでに1000人以上が拘束された。

イェルリカヤ内相は、3月19日から23日の間に発生した違法行為に関連して1133人を拘束したと報告し、その中には12の異なるテロ組織に関連する人物も含まれていると述べた。

イマモール氏はエルドアン大統領の政敵とされ、19日に自宅で拘束された。

抗議デモはイスタンブールや首都アンカラを含む複数の都市で行われており、イスタンブール当局はこれを禁止し、公共の秩序を維持するために一部の道路を封鎖した。

デモ中には、120人以上の警官が負傷し、酸や石、棒、花火、火炎瓶、刃物などが押収された。

エルドアン大統領は、最近の抗議デモを「暴動」とし、物的損害や警官の負傷の責任を最大野党の共和人民党(CHP)に帰属させた。

CHPのオゼル党首は、エルドアン氏の行動を非難し、イマモール氏の逮捕に抗議する人々は民主主義と権利を守りたいだけだと主張した。

イマモール氏は汚職の容疑で正式に逮捕され、彼に関連する約100人の政治家も拘束されている。

彼は容疑を否認しており、批評家からは今回の逮捕がトルコの権威主義的傾向を強め、独裁政治に向かう恐れがあるとの指摘が出ている。

次期大統領選は2028年に予定されており、イマモール氏はその候補者に指名される数日前に逮捕されたことが注目されている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9500f56541d10317f96739c15d447cfd343815fd

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