3月25日現在、S&P500とオルカン市場は楽観的な雰囲気。トランプ政権の関税施策が影響し、米経済指標も改善。投資家心理が高まり、ファンドも上昇傾向。
特に、トランプ政権が貿易に関する関税施策において控えめな姿勢を示す可能性が報じられたことで、市場全体に安心感が広がり、投資家の心理が改善しました。
具体的には、24日のS&P500指数は前日比1.8%上昇し、5,767.57ポイントで取引を終えました。
また、3月の米総合購買担当者景気指数(PMI)の速報値は53.5となり、前月の51.6から上昇、予想を上回る結果となりました。
このような経済指標の改善は、米国経済の堅調さを示し、投資家の期待感を高めています。
日本市場においても、S&P500連動型ファンドは23日の指数上昇を受けて微増し、明日以降の数値にも期待が寄せられています。
具体的なファンドの基準価額は、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)が30,806円で+178円、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドが28,175円で+147円、楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンドが13,710円で+78円と、全体的に上昇傾向にあります。
また、MSCI ACWI指数も微増しており、米市場の影響を受けていることが見て取れます。
日本のオルカン型ファンドもS&P500連動型ファンドに比べて値動きは小幅ですが、同様に一律上昇しています。
主要なオルカン型ファンドの基準価額は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が26,013円で+77円、SBI・全世界株式インデックス・ファンドが24,247円で+73円、楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンドが13,417円で+40円となっています。
米国市場の取引時間は現地時間で9時30分から16時まで、日本時間では23時30分から翌6時となるため、インデックスファンドの基準価額は1日に1回、朝に更新されます。
なお、本記事は投資の選定ポイントをまとめたものであり、特定の金融商品の売買を勧めるものではありません。
投資に関する最終決定は自己判断で行うことが重要です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cbc01c11e5b848b4792cdc64a521b731a1e7670b