ドルビーが次世代4K映写システムを発表、5月から劇場導入開始。明るさと色表現が大幅向上。
要約すると米ドルビーラボラトリーズは、24日(現地時間)に次世代ドルビービジョン4K映写システムの開発を発表し、クリスティと共同で5月から劇場での導入を開始することを明らかにしました。
この新しい映写システムは、従来の映画館の上映に比べて2倍以上の明るさを持ち、コントラスト比は100万対1を超える性能を誇ります。
これにより、観客は最も明るい白から最も暗い黒まで、そしてその間の微細なディテールをより鮮明に体験できるようになります。
さらに、プロジェクタの光源にはRGBピュアレーザーを採用し、色彩の再現性を向上させています。
この技術により、ドルビーのワイドカラーガマット1.0を実現し、Rec.709色域の約2倍、DCI-P3プロジェクタの122%に相当する色表現が可能になります。
加えて、信頼性と効率性も向上しており、長期的なパフォーマンスと操作のしやすさが実現されています。
軽量設計と小型シャーシにより、さまざまなプレミアム劇場向け製品に統合できる柔軟性も持っています。
ドルビーシネマや映画館向けのドルビービジョン+ドルビーアトモスソリューションにも利用できるとのことで、映画体験の質が一層向上することが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/28fcf2c5168fd7546773e3cdf3f4343ee0d7c704