CMEグループがグーグルクラウドのGCULを利用し、資産のトークン化テストを開始予定。2026年にサービス提供へ。
要約するとシカゴマーカンタイル取引所(CMEグループ)は、グーグルクラウドの新しい分散型台帳「グーグル・クラウド・ユニバーサル・レジャー(GCUL)」を活用した資産のトークン化技術を導入することを発表しました。
この発表は2023年3月25日に行われ、GCULは従来の金融機関との統合を容易にするために設計されたプログラム可能な分散型台帳です。
主な目的は、口座や資産の管理を簡素化し、プライベートかつ許可制のネットワーク上での送金を効率化することです。
CMEグループのCEO、テリー・ダフィー氏は、GCULが担保、証拠金、決済、手数料の支払いにおいて大幅な効率化をもたらす可能性があると述べています。
具体的なトークン化される資産についての詳細はまだ明らかにされていませんが、CMEグループとグーグルクラウドは、2023年後半に市場参加者とのテストを開始し、2026年にはサービスを開始する計画です。
また、グーグルクラウドは数年前からブロックチェーン技術に進出しており、2023年9月にはデータ分析サービス「ビッグクエリ」に11の新しいブロックチェーンを追加しました。
これにより、アバランチ、アービトラム、イーサリアムのテストネットであるゴエリなど、さまざまなブロックチェーンがサポートされることになりました。
これにより、CMEグループがトークン化技術を通じて金融市場にどのような影響を与えるか、今後の動向が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/94ac1f4e24b936e0922494042afe8017e368652b