ミャンマーで国軍記念日式典が行われ、国軍は総選挙を計画。民主派排除の中、少数民族武装勢力との緊張が高まっている。
この式典は、2021年2月のクーデター以降、国軍が権力を掌握し、圧政を強化してきた中で実施された。
軍政トップのミンアウンフライン総司令官は、今年12月または来年1月に総選挙を計画しており、主要な民主派を排除した上で国軍系政党に政権を移管することを目指している。
式典では、国軍支配のシナリオを強調することが予想される。
クーデター後、アウンサンスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)は解党され、NLDの議員たちは民主派の政治組織「挙国一致政府(NUG)」を結成した。
彼らは軍政が計画する総選挙を違法と批判し、傘下の「国民防衛隊(PDF)」が国軍に対して武力闘争を挑んでいる。
一方、少数民族武装勢力による国軍への攻撃は激化しており、北東部シャン州と西部ラカイン州の2カ所では国軍司令部が陥落する事態も発生している。
国軍は兵員不足に直面し、昨年2月には徴兵制を導入したが、若者の国外脱出が相次いでいる。
中国が仲介し、総選挙への支援を約束する中で、一部では停戦合意が伝えられているが、今後の展開は不透明である。
国軍は激しい反発を受けながらも、戦闘地域を除く一部地域での総選挙を先行させる選択肢を検討している。
国軍記念日には、治安維持への取り組みも正当化される可能性が高い。
国軍は、日米欧からの強権批判を受け入れず、中国やロシア、ベラルーシからの支持を取り付けるために奔走している。
国軍記念日は、1945年に日本軍に対して一斉蜂起したことを記念する日であり、今年で80周年を迎える。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/366001697f340e9e7c076d840a9c7f85aa24a5d0