日本航空(JAL)は2024年4-9月期に純利益498億円を計上。売上は過去最高の9018億円に達し、通期業績予想は据え置きで純利益1000億円を目指す。国際旅客収入が好調で、LCC事業も成長中。
2025年3月期の通期業績予想は据え置き、純利益1000億円を目指す。
航空事業では、国際旅客収入が8.3%増の3405億円、国内旅客収入が2.0%増の2804億円、貨物郵便事業が19.2%増の797億円と、全体的に回復傾向が見られた。
特に国際旅客は旺盛なインバウンド需要や日本発需要の回復を受けて増加した。
有償旅客数も362万1285人と9.9%増加し、ロードファクターは82.0%に上昇した。
一方、国内旅客は団体需要の回復が見られるものの、有償旅客数は1.4%減少し、ロードファクターは74.9%に低下した。
貨物事業では、北米向けの単価向上や医薬品などの高付加価値貨物の獲得を強化し、国内貨物のネットワークも拡充した。
低コスト航空会社(LCC)事業では、ZIPAIRの旅客収入が43.4%増、スプリング・ジャパンも高需要に支えられ通期黒字化の見通しが立っている。
通期業績予想では、売上収益が前期比16.8%増の1兆9300億円、EBITが17.1%増の1700億円、純利益は4.7%増の1000億円を見込んでいる。
年間配当予想は変更なしで、中間配当は40円に決定された。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b152f9e597bd834a378dd574c6d4bb83ceac2832
JALの2024年4-9月期の決算に関するコメントには、LCCのブランド名に対する疑問や観光客の行動についての意見が多く見受けられました。
特に、JAL傘下のLCCであるスプリングエアとzipエアの名前の違いについて、ブランド価値の統一感が欠けているとの指摘がありました。
スプリングエアは中華系のイメージが強く、日本人としては利用をためらうという意見もあり、出資比率や集客の観点からの理由が考えられるとされました。
また、JALが黒字化したことは歓迎されるものの、中国人観光客の購買行動が以前ほど活発でないことが懸念されており、日本在住の中国人が観光資源を利用している現状に対する疑問も寄せられました。
さらに、国際線の運賃が高すぎるとの意見もあり、特にニューヨークやロンドン行きのチケットが個人には手が出ない価格であることが問題視されました。
加えて、成田のLCCに関する過去の問題や、子会社の価格設定が本体に比べて非常に高いことに対する不満もあり、業界全体の競争状況に対する関心が高まっている様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
JAL傘下のLCCがスプリングエアとzipエアの二つあるのがよく分からない。
株の出資比率の問題で名前が取れないのか、それとも中国国内からすればスプリングエアの看板の方が集客が見込めるのか?
中国人観光客は昔ほど爆買いしなくなり、日本在住の中国人がホテルや民泊を仕切り、白タクも中国人専用アプリを活用しながら横行している。
国際線のビジネスであれだけ高い運賃とっても需要があれば儲かるだろう。
子会社のジエットスターに国内線乗れば時間当たり3000円~10000円なのにLAL本体に乗れば2倍~4倍の価格設定だから儲かるのは当たり前でしょう。