愛知県の新公立中高一貫校、刈谷高校附属中学校が内部公開。全面ホワイトボードの教室で自発的な学びを促進し、来年はさらに7校が開校予定。
この学校は、既存の高校の敷地内に新たに建設された校舎であり、最大の特徴は教室の壁が全面ホワイトボードになっている点です。
これにより、生徒はどこでも自由に書き込みができ、受験勉強だけでなく、興味のあるテーマについて生徒同士が議論し、深く掘り下げることが奨励されています。
また、総合学習の時間を標準よりも週に1時間長く設定することで、生徒の自発的な学びを促進する狙いがあります。
愛知県教育委員会の小野智之さんは、「キーワードは『チェンジメーカー』」とし、与えられた正解をこなすだけではなく、自ら課題を見つけ、仲間と共に解決に向かう力を育てたいと述べています。
さらに、愛知県ではこの4月から刈谷高校附属中学校のほかに、明和、津島、半田の4校が県立初となる中高一貫校として開校予定です。
背景には、少子化や私立学校の人気上昇に伴う公立高校の定員割れの危機感があり、これに対抗するために中高一貫校の導入が進められています。
来年4月にはさらに7校が開校予定であり、愛知県は公立離れに歯止めをかけようとしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d5e4beb262758f929ca915437b11b6fd9624d05f
愛知県の公立中高一貫校、刈谷高校附属中学校に関するコメントでは、進学校の競争が激化し、特に成績下位校の定員割れが問題視されていました。
多くのコメントでは、刈谷や明和といった上位校が附属中学校を開校したことで、他の公立高校の人気が低下するのではないかという懸念が示されていました。
また、進学校を目指す中学受験が激化する可能性も指摘され、特に三河地域では私立高校が少ないため、公立高校が優先される傾向が続くと考えられていました。
さらに、中高一貫校の増加により、地元の公立中学校から優秀な生徒が抜けていくことで、教育環境が厳しくなるという意見もありました。
全体として、愛知県の教育システムにおける変化が、地域の学校や生徒に与える影響についての関心が高まっていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
いったい何を取材したのだろうか。
成績最上位に位置する明和や刈谷が附属中学を開校したからといって、成績下位校の公立離れが減少するわけないだろう。
優秀な子が抜けていくわけで、地元中学の先生はいろいろ大変になるだろうな。
県の上位層かっさらってやるんだから、それなりの結果は自然と出るでしょ。
旧学校群の中でもハイレベル高校の附属中学校。