カナダのカーニー首相が、アメリカの輸入車追加関税に対抗措置を検討し、経済関係の変化を警告。トランプ大統領は報復措置に対し大規模な関税を警告。
労働者と国を守るため、あらゆる手段を講じるつもりだ」と述べ、対抗措置を検討する意向を示しました。
カーニー首相は、アメリカの新たな関税に対して、来週までの対応を待ちつつ、あらゆる選択肢を考慮する構えを見せています。
特に、アメリカとの経済関係や安全保障・軍事協力がこれまでのようには続かないという強い姿勢を示しました。
一方で、トランプ大統領はSNSを通じて、カナダやEUが報復措置を取った場合には「はるかに大規模な関税が課されることになるだろう」と警告しており、両国間の緊張が高まっています。
この状況は、米国とカナダの貿易関係に大きな影響を及ぼす可能性があり、今後の展開が注目されています。
カナダ政府は、労働者や国内産業を守るための具体的な対策を模索しており、国際的な貿易摩擦がさらに激化する懸念が広がっています。
トランプ政権の強硬姿勢に対抗する形で、カナダがどのような措置を講じるのか、またその影響が他国に波及するのか、今後の動向が重要なポイントとなるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7b442ea4d74816974f835608dfc61c74c857e030
カナダ首相が米国の関税に対抗措置を検討したニュースに対して、ネット上には多くのコメントが寄せられました。
コメントの中で特に目立ったのは、トランプ大統領の一方的な関税政策に対する批判でした。
多くの人々が、トランプ政権が米国・メキシコ・カナダ協定（USMCA）を無視していることに対して強い不満を持ち、カナダが対抗措置を取るのは当然であると考えていました。
また、トランプ大統領の関税引き上げが急激であることに懸念を示し、経済への悪影響を心配する声もありました。
さらに、カナダの対応が他国にも影響を与える可能性があるとの意見も見られ、日本も毅然とした態度で交渉に臨むべきだとの意見がありました。
このように、コメントからは国際経済の安定を求める声が多く、各国が協力してトランプ政権の暴挙に立ち向かう必要性が強調されていました。
カナダの新首相がこの機会をどう活かすのか、今後の展開に注目が集まる状況です。
ネットコメントを一部抜粋
トランプが一方的に関税をかけてきたと言うにとどまらず、米国・メキシコ・カナダ協定を一方的に破るものであり、これに対してなんら対抗しないというのはありえない。
カナダ総選挙まで1ヶ月。
支持率が低迷していた自由党にとっては、トランプ大統領の横暴のおかげで支持率回復傾向になった。
トランプの関税酷すぎる。
税率が10%程度ならまだしも25%。
急激な引き上げが経済に悪影響を及ぼすのではと心配されていた。
カナダの報復措置で卵の価格が高騰しており、米国に居住する友人が大打撃を受けていると話していた。
日本もアメリカにお願いばかりしてないで、しっかり報復措置含め交渉カードを用意してほしい。