油井亀美也氏が7月以降、ISSでの長期滞在を開始することが決定。Crew-11ミッションに参加し、日本人宇宙飛行士が2人同時にISSに滞在する見込み。
要約すると宇宙航空研究開発機構(JAXA)に所属する宇宙飛行士の油井亀美也氏が、2023年7月以降に国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在を開始することが発表された。
これは、米航空宇宙局(NASA)が3月27日に発表した「Crew-11」ミッションに油井氏が搭乗することが決まったためである。
油井氏のISSでの長期滞在は、2015年7月から12月にかけて行われたもの以来、2度目の経験となる。
今回のミッションでは、油井氏とともにNASAのZena Cardman氏、Mike Fincke氏、ロシアの宇宙機関Roscosmosに所属するOleg Platonov氏がISSに滞在する。
Crew-11の打ち上げは7月以降を予定しており、順調に進めば、ISSには日本人宇宙飛行士が2人、約2カ月間同時に滞在することになる。
なお、現在ISSに滞在中の大西卓哉氏は、Crew-10ミッションに参加し、3月16日にISSに入室した。
大西氏は約半年間の滞在を予定しており、Crew-11ミッションが成功すれば、油井氏と大西氏が同時にISSにいることになる。
これにより、日本の宇宙技術の進展や国際的な宇宙協力の重要性が再確認されることが期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e12ee5eaab0856400249165d56b5513d2c4dbff3