生成AIアプリ「Gib」に関する偽の警告文がSNSで拡散され、スタジオジブリはその内容を否定。著作権侵害の懸念が高まる中、情報の混乱が続いている。
この偽警告文は、ジブリ風に画像を加工するアプリに対して、著作権侵害を理由に配布終了を求める内容となっており、文書にはジブリの社名やトトロのイラストが含まれています。
しかし、スタジオジブリはこの警告文について「送ったという事実はない」と明言し、偽造であることを強調しました。
問題の警告文は、Gibがジブリの著作物やブランド名を無断で使用しているとして、アプリの配布停止や関連コンテンツの削除を要求しています。
さらに、7日以内に書面での承諾を求める内容も含まれており、その後法的措置が取られる可能性が示唆されています。
しかし、警告文に記載されたメールアドレスが無効であることから、コミュニティ内ではこの文書がフェイクであるとの指摘が相次ぎました。
実際に記者がそのアドレスにメールを送信したところ、エラーメッセージが返ってきたことからも、信憑性が疑われています。
それにもかかわらず、SNS上ではこの警告文が本物だと信じるユーザーもおり、情報の混乱が見られます。
スタジオジブリの担当者は、生成AIを用いたイラストの投稿が増えている現状において、著作権に対する懸念が高まっていることを認識していると述べています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c0f9da666d3495c43e17a2f2ec5d8dd7143be206
コメントでは、生成AIアプリによる著作権侵害の問題が深刻視されており、特にジブリに関連する内容が多く取り上げられていました。
「ジブリが引っ張り出される羽目になる」との予想が的中し、ジブリを守るための動きが求められているという意見がありました。
さらに、生成AIの影響で日本の文化や知的財産が海外に流出している現状に対して、国がもっと積極的に対応すべきだとの声も聞かれました。
過去には、著作権の問題が訴えられなければ解決しないとの指摘もあり、ジブリ風の作品が増えていることに対する複雑な感情が表現されていました。
また、AI技術の進展に伴う便利さと危険性についても意見があり、節度を持った利用が求められていると感じられました。
全体的に、生成AIがもたらす新たな課題に対する懸念と、それに対する適切な対策の必要性が強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
この流れで必ずジブリが引っ張り出される羽目になる。
権利主張しないから何しても良いと思われてる。
ジブリが訴えるかどうかではなく、アレが許されるのかどうか。
なりすましをしてるわけなので問題だと思う。
勝手に他所の会社名を名乗るのは犯罪ですよ。