サントリーが万博に出店する3つの飲食店は、AIや空調制御を活用し、自然を感じる食事体験を提供。近畿大との協業で多様な魚料理も楽しめる。
要約するとサントリーホールディングス(HD)は、2025年4月13日から開催される大阪・関西万博に出店する3つの飲食店を発表しました。
これらの店舗は、万博のテーマであるSDGs(持続可能な開発目標)を反映し、最新の技術を活用した空間演出が特徴です。
特に注目されるのは、ダイキン工業との共同で開発された「水空(すいくう)」という和洋創作料理を提供する店舗です。
この店舗では、人工知能(AI)と最新の空調制御技術を駆使し、個室内に森林や草原の映像を投影し、音響と組み合わせることで、まるで自然の中で食事をしているかのような体験を提供します。
要人や商談用の個室には、世界初公開の「未来の温度計」が設置され、季節や時刻、温湿度などの情報を生成AIが可視化した絵画として表示します。
さらに、近畿大学との提携により、完全養殖魚専門店も展開され、近大マグロをはじめとする多様な魚種を刺し身や焼き魚として提供します。
この店舗では、近畿大学が成功させた完全養殖のニホンウナギを観賞できる水槽も設けられており、未来の食文化を発信する場としても機能します。
サントリーHDの前波美由紀大阪・関西万博推進室長は、これらの店舗を通じて「人と自然と命の未来に思いをはせられる店舗にしたい」と語っています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4c49a47570dfb42a4f2d4d2750887110074e5632