滋賀県警がオウム真理教事件で果たした役割と捜査の混乱について解説。
事件発生からわずか2日後、滋賀県警はカーチェイスを経てオウム信者を逮捕し、彼が所持していた光ディスクやフロッピーディスクを解析することで、信者名簿やサリンプラントの設計図など大量の重要資料を押収しました。
この捜査によって、警察当局はオウム真理教に関する貴重な情報を得ることができ、当時の警察庁や警視庁関係者も感謝の意を示しました。
しかし、信者名簿に名前があった警視庁巡査長が国松孝次警察庁長官銃撃事件の犯行を自供した後、捜査は迷走し、その真相は不明のまま時効を迎えてしまいました。
事件当時、警察庁はオウムの封じ込めを図るため、全国の警察に職務質問の徹底を指示しており、特に教団施設のある山梨ナンバーの車に対しては厳しい取り締まりが行われていました。
滋賀県内での逮捕劇は、オウム信者が乗っていた車から医薬品や防毒マスクが発見されるなど、当時の状況を如実に物語っています。
さらに、逮捕された信者の車から押収されたフロッピーディスクには、3600人以上の信者名簿や自動小銃の設計図、さらには三菱重工業から盗み出したウラン濃縮技術の研究データが含まれており、滋賀県警の捜査はオウム真理教への捜査を大きく進展させました。
これらの情報は、オウム事件の捜査において極めて重要な役割を果たしましたが、捜査の混乱により、真相解明には至らなかったことが悔やまれます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/578502f2a544b3607e8103b8562cdf2873dfeecc
滋賀県警がオウム真理教の捜査で果たした役割に関するコメントは、警察の人事や捜査の実績に対する評価が多く見られました。
特に、県警本部長や警察庁課長が高卒であったことに驚きつつも、現場の警察官が泥臭い努力を重ねている点に親しみを感じている人が多かったです。
また、過去の事件においても、滋賀県警の優秀さが際立っていたことが指摘されていました。
例えば、つまようじ少年事件では、少数の警官が迅速に犯人を検挙したことが称賛され、警察の対応力が評価されていました。
さらに、日本の警察官が海外に比べて安全な環境で働いていることに対して、緊張感が必要だという意見もありました。
全体として、滋賀県警の捜査に対する信頼感や期待が強く表れていたコメントが多かったです。
ネットコメントを一部抜粋
『警察庁長官を撃った男』はノンフィクションとして面白い。
高卒の県警本部長や警察庁課長とは驚きました。
滋賀県警って結構優秀よなあ。
日本の警官は殺される事がほとんどないからいい事件ダヨ。
長官銃撃事件は現役警察官(オウム信者)の犯行と聞いた事がある。