ミニバス全国大会で初の3ポイントシュートが導入され、選手たちは練習の成果を発揮。特別ルールの影響や今後の課題も浮き彫りに。
要約すると2023年10月28日、東京の代々木第一体育館で小学生対象のミニバスケットボール全国大会が開幕し、初めて3ポイントシュートが導入された。
この特別ルールにより、コート上にはゴールから6.75メートルの距離に3ポイントラインが引かれ、選手たちはこの日を目指して練習を重ねてきた。
試合では奈良代表の「都跡ミニバスケットボールスクール」と沖縄代表の「八重瀬町立白川小学校」が対戦し、白川小の神谷リリアン香奈さん(11)が3ポイントシュートを決めて勝利に貢献した。
神谷さんは、日々150本のシュート練習を行い、そのうち50本を3ポイントシュートに充ててきたと語り、「ドリブルで切り込めないときの武器として磨いてきた」と嬉しそうに話した。
敗れた都跡の田中佑來さん(12)も試合中に3ポイント成功を収め、「成果は出せた」と手応えを感じていた。
日本バスケットボール協会は、全国大会における特別ルールの導入理由として、小学生年代の技術と体力の向上を挙げているが、地方大会での適用については未定。
次回大会ではリングの高さが260センチから305センチに引き上げられる予定で、ボールのサイズも6号球に変更される。
また、少子化の影響で小学1年生や未就学児もプレー可能となるが、体格差や技術レベルの違いが懸念されている。
特別ルールの導入が小さい子どもたちの楽しみを奪う可能性も指摘されており、協会は今後の最適解を模索している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5992179864a0b3d09b6222b9834181e402674ac9