Oasysがアニメチェーンと提携し、AI時代の知的財産保護に向けた取り組みを開始。著作権の懸念が高まる中、クリエイターの権利を守る仕組みを構築。
この流れを受けて、日本のブロックチェーン企業Oasysは、アニメチェーンと提携し、AI時代における知的財産（IP）の保護に向けた取り組みを開始したと発表しました。
特に注目されるのは、OpenAIが発表した新しい画像生成機能を使用して、多くのユーザーが「ジブリ風」の画像を生成し、SNSに投稿していることです。
OpenAIのCEO、サム・アルトマン氏も自身のプロフィール画像をそのような画像に変更するなど、話題は広がっています。
Oasysは「ゲーム特化型ブロックチェーン」として、ゲームやアニメのIP事業者が参加するプロジェクトを進めており、アニメチェーンはアニメ業界の持続的成長を支援することを目的としています。
リリース文では、AI技術の急速な進歩により新たなクリエイティブが生まれる一方で、IPの不正利用や著作権侵害が拡大していることが強調されています。
Oasysは、アニメチェーンと共同で、AI時代におけるIPの保護や管理を実証実験を通じて行う予定です。
アニメチェーンのCEO、三瀬修平氏は、AIはクリエイターの創作物を学習することで進化するため、クリエイターが正当に報われる仕組みを構築することが重要であると述べています。
また、Oasysの松原亮氏も、クリエイターやIPホルダーが適切な収益を得られるような環境を整備することに尽力する意向を示しています。
これにより、日本のIP産業がグローバルに展開できる基盤を築くことを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b27561eb9554dae89a5b8b94c3d8e07efe0abc99
Oasysがアニメチェーンと提携し、AI時代のIP保護に挑むというニュースに対して、ネット上では多様な意見が寄せられました。
コメントの中には、AIによる著作権侵害の懸念を表明するものがありました。
特に、著作権の観点から、AIが生成する作品がどのように既存の作品に影響を与えるのか、またその影響がどの程度のものなのかについて疑問を持つ声が多く見受けられました。
あるコメントでは、AIの利用が制作側の利益を侵害している証拠が見当たらないとし、むしろ利益が高まっている可能性があると指摘されました。
さらに、保護の概念自体に疑問を呈する意見もあり、具体的なデータがないまま保護を求めることへの違和感が示されました。
ジブリ作品についてのコメントもあり、AIによる生成物がその作品群を棄損することはないだろうとの意見がありました。
AIには人間特有のバイアスがないため、見る人間の素養によって評価が変わるとの考え方もありました。
また、AIによる生成物のクオリティについても言及され、チープな評価を受けることが多いという意見もありました。
最終的には、IPのデータセット管理を担う組織の必要性が示唆され、現行法の下でも学習自体を規制する方向性が考えられるという意見がありました。
このように、コメントはAIと著作権に関する多様な視点を反映していました。
ネットコメントを一部抜粋
画風に対して著作権が認められない以上は限界がある。
まず根本的なものとしてAI利用でどこが侵害されたのでしょうか？
ジブリの作品群は物語作画音楽の三位一体融合のたまもので気軽に楽しめる。
IPのデータセットの管理販売を担うJASRACみたいな組織を整備していく方向でしょうか。
似た絵は全部ダメなの？いつからそんなこと担ってるんだ？