京都大学名誉教授が火山灰警報の重要性を解説。巨大噴火の影響や寒冷化リスクについての知識が必要とされている。
東日本大震災以降、日本列島は「大地変動の時代」に突入し、地震や津波、火山噴火といった自然災害から生き延びるためには、地学の知識が不可欠とされています。
特に、巨大噴火が発生した場合の影響は計り知れず、過去の事例を参考にすると、火山灰が大阪で50センチメートル、千葉で20センチメートル積もる可能性があることが示されています。
このような状況になると、ライフラインが完全にストップし、浄水場も機能しなくなるため、住民は迅速に避難する必要があります。
また、火山灰の処理や再利用についても研究が進められていますが、避難先として海外への移動も視野に入れるべきと指摘されています。
さらに、過去の噴火によって引き起こされた寒冷化のリスクも触れられ、1991年のフィリピン・ピナトゥボ火山の噴火が日本の米不足に繋がった事例が挙げられています。
火山灰や硫酸エアロゾルが太陽光を遮ることで、地上の温度が低下し、寒冷化を引き起こすメカニズムが解説されています。
歴史的には、1783年の浅間山噴火やアイスランドのラキ火山の噴火が、ヨーロッパや日本において大規模な飢饉を引き起こしたことも知られています。
これらの知識をもとに、今後の防災対策を強化することが求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/129c994531263fde25035fabccc75f841c95541b
富士山の噴火に関するコメントでは、多くの人がその影響を真剣に考えていました。
特に、関東地域では火山灰が大量に降り積もることで、物流が完全に麻痺し、食料供給がストップする可能性が高いと指摘されていました。
過去の福島の原発事故を例に挙げ、もしも日本海側の原発から放射能が漏れた場合の恐怖についても語られていました。
また、火山灰の影響を軽減するために、鹿児島県民からの知恵を借りるのが良いとの意見もありました。
さらに、火山灰が降ると農業が難しくなるのではないかという懸念も表明されていました。
降雪よりも厄介な降灰がもたらす機能不全に対する不安も多くの人に共有されていました。
最後に、富士山の風下に住むことのリスクを考え、関西や西日本への移住を考えるべきだとの提案もありました。
ネットコメントを一部抜粋
福島の原発事故も、結果的には太平洋に放射能が流れて行ったという話があるな。
富士山噴火の場合、関東は火山灰が大量に降り積もると。
火山灰の対応は、鹿児島県民に教えてもらうのが良いかも。
火山灰が降ったらほぼ農業はできないのかな?
降雪より厄介な降灰。