GMOインターネットグループの調査で、生成AIの活用率が90%に達し、従業員の多くが業務に活用。月間で約32.2時間の業務削減効果が見込まれることが明らかに。
要約するとGMOインターネットグループが発表した生成AIの社内活用状況調査によると、グループ全体の生成AI業務活用率は90.0%に達し、従業員の過半数が「ほぼ毎日」利用していることが明らかになりました。
調査は四半期ごとに行われ、2025年3月時点でのデータでは、生成AIの活用が前回調査から1.4ポイント増加しました。
また、83.7%の従業員が「週1回以上」AIを活用しており、全体の月間削減時間は約17.7万時間、1人あたりの月間削減時間は約32.2時間に達しています。
この数値は前回調査から約2.1時間の増加を示しています。
さらに、活用レベルに関する調査では、パートナーの約29%が「高レベル」に分類されました。
GMOグループは、今後は単なる業務活用に加え、高度な活用レベルの推進にも注力する意向を示しています。
AI人材育成プログラム「虎の穴」には62.4%の従業員が興味を持っており、その中で11.8%が受講済み、50.6%が興味があると回答しました。
また、71.0%の従業員が周囲にAIについて相談できる仲間がいると答え、AI活用を推進する環境が整いつつあることが分かりました。
さらに、AIトレンドである「Deep Research」機能が多くのパートナーに取り入れられ、業務の効率化や新たな価値創造に寄与していることが確認されました。
調査効率化や情報収集の拡大に対するポジティブな意見が多い中、ChatGPT Proプランに関しては「価格だけの価値がある」と評価されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/917e775a2d5d306d01c8380927e786bb3d316807