経産省がラピダスに8025億円の追加支援を決定。国産次世代半導体の開発を加速し、2027年の量産開始を目指す。
この支援により、ラピダスへの総額は1兆7225億円に達します。
ラピダスは、北海道千歳市に建設中の工場で、2024年4月から試作ラインの稼働を開始する予定で、チップを製品化するための技術開発も進めています。
ラピダスは、米IBMと連携して、回路線幅が2ナノメートルに相当する半導体生産技術の開発を行っており、2027年の量産開始を目指しています。
さらに、2024年12月には最先端の製造装置の搬入を始めるなど、試作準備を着々と進めています。
経産省の追加支援は、有識者によるラピダスの2025年度事業計画の審査を経て決定されたものであり、今後の半導体産業の国内競争力を高めるための重要な施策と位置づけられています。
この支援により、ラピダスは次世代半導体の開発を加速させることが期待されており、日本の半導体産業の再生に向けた一歩となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/330e611bde526c1c09be1bfa7e3498e91b122d2b
ラピダスへの追加支援に関するニュースに対し、ネット上ではさまざまな意見が寄せられました。
多くのコメントでは、半導体の国産化を進めるための支援策がどのように機能するのかについての懸念が示されました。
特に、製造分野での競争力を維持するためには、人件費を抑えた効率的なビジネスモデルが必要であるという意見が多く見受けられました。
さらに、国の働き方改革とは逆行する形での人件費削減が、長期的には持続可能なビジネスモデルを損なうのではないかとの指摘もありました。
また、過去の失敗事例として、政府主導で設立されたJDIの現状が引き合いに出され、税金が無駄に使われるリスクが強調されました。
特に、経産省が民間企業の経営に介入することへの疑念が多く、経営知識や経験が不足しているとの批判がありました。
このような背景から、ラピダスへの投資が成功するかどうかについては慎重な意見が多かったです。
一方で、成功を期待する声もあり、試作品の開発や顧客獲得に向けた努力が求められるとの意見もありました。
ラピダスがうまくいくことを願うコメントも多く、期待と不安が交錯する状況が見受けられました。
総じて、政府の支援策が実際にどのように機能するのか、また民間企業との連携がどのように進むのかが注目されているようです。
ネットコメントを一部抜粋
製造分野での勝負は、結局のところ人件費を削って安価に、かつ納期短縮。
政府、経産省が絡んでほぼ唯一投資を大きく回収できそうなのがラピダスのみ。
クールジャパンにしかり、JDIにしかり、民間企業の経営経験・能力がない経産省がしゃしゃりでて大金をドブに捨てるのはやめてほしい。
いよいよ正念場。
試作品の歩留まりと顧客の獲得、山がいっぱい待ち受けています。
民間企業からの投資がほぼなし、という時点で既に結末は見えているんじゃないですか?