マツダミュージアムが部分改修を行い、2024年4月1日に再オープン。新たな展示内容で来場者により臨場感ある体験を提供する。
このミュージアムは1994年に開館以来、マツダの歴史やヒストリックカーを展示し、来場者に自動車産業の魅力を伝えてきた。
年間5万人以上の訪問者があり、2008年には来場者数が100万人を突破、2025年には191万人を達成する見込みで、年内には200万人を超える可能性が高い。
今回の改修では、来場者からの「体験できる展示が欲しい」という要望に応え、より臨場感のある展示コンテンツを拡充した。
ミュージアムは10のゾーンに分かれており、過去から未来にかけてのマツダの挑戦を紹介している。
特に注目すべきは、ゾーン4でのモータースポーツ関連展示で、1991年にル・マン24時間レースで日本車初の総合優勝を果たしたマツダ787Bのサウンドを立体音響で体験できる点だ。
また、バイオディーゼル燃料を使用した現代のモータースポーツ車両も新たに展示され、マツダの挑戦を感じられる内容となっている。
ゾーン7では、技術革新とデザイン革新をテーマにした展示が行われ、『スカイアクティブ』技術を具現化した車両が分解展示され、マツダの新たなデザインテーマ『魂動』を反映したコンセプトカーも実車で展示される。
最後に、ゾーン10では未来に関連した展示が行われ、ジャパンモビリティショー2023で注目を浴びた『アイコニックSP』が展示され、マツダのビジョンを表現する内容となっている。
これらの改修により、来場者はより深くマツダの歴史と未来に触れることができるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c921848d8e4bd81349e69c3c27e0a435bbb02574