韓国の独立運動家、尹奉吉を称える記念館の開館が、日本の右翼団体の反発を受けて延期されることが決まった。具体的な日程は未定で、安全を考慮した準備が必要とされている。
要約すると韓国の独立運動家、尹奉吉（ユン・ボンギル）を称える追悼記念館の開館が、日本の右翼団体からの反発を受けて延期されることが決定した。
この記念館は、金沢市内に位置し、当初は2024年4月29日の尹奉吉の命日と合わせてオープンする予定であった。
記念館の設置を主導するキム・グァンマン氏は、右翼団体からの攻撃を避けるため、十分な準備を整える必要があると述べ、具体的な開館日程は未定であることを明らかにした。
尹奉吉は1932年に上海で日本軍に対して爆弾を投げつけ、その後、同年に金沢市で銃殺された。
記念館は、金沢市中心部にある3階建ての建物を利用し、1階では百済や高句麗に関連する遺跡を紹介し、2階では尹奉吉と金沢の関係をテーマにした資料を展示する計画だった。
しかし、計画の発表により、日本の右翼団体からの反発が強まり、最近では抗議行動として軽自動車が在日本大韓民国民団の事務所に突っ込む事件も発生した。
このような状況を受け、記念館の開館は慎重に進められることとなった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/30b120478748a7e2c5e218a758d7e2f2637fc5f2