フジテレビが中居正広さんのトラブルを受けて、性暴力を「業務の延長線上」と認定。取締役の認識との違いが明らかに。
要約すると名古屋テレビ（メ～テレ）のタレント、中居正広さんを巡るトラブルを受けて、フジテレビとその親会社が設置した第三者委員会が「業務の延長線上における性暴力」と認定したことが報告された。
この報告書について、弁護士の三輪記子氏が解説を行った。
報告書のポイントは主に3つあり、まず1つ目は「業務の延長線上における性暴力と認定」されたことだ。
これにより、当時の取締役たちが「プライベートな事案」と認識していたことが誤りであったとされ、業務上の問題として捉え直されることとなった。
三輪弁護士は、WHOの定義に基づき性暴力であると認定された点が重要だと指摘した。
次に、2つ目のポイントは「守秘義務の範囲を特定しヒアリング」が行われたことだ。
女性側は守秘義務の解除に応じたが、中居氏側は応じなかったため、守秘義務の範囲が特定され、当事者へのヒアリングが実施された。
最後に、デジタルフォレンジック技術を用いて、携帯電話のデータを掘り起こし、トラブルに関する詳細なやり取りが明らかになった。
このように、フジテレビの報告書は、性暴力の認定と取締役の認識の違いを浮き彫りにし、企業内での性暴力問題に対する認識を改めるきっかけとなることが期待される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f332fabe4ef6919cb5f8e7fc0bda8a67fe86a7b2