最近の選挙でのSNS活用が問題視され、斎藤元彦氏や石丸伸二氏の選挙結果に影響を与えた。専門業者への依存や公選法違反の懸念が浮上している。
特に、兵庫県知事選における斎藤元彦氏や東京都知事選に出馬した石丸伸二氏のケースが注目を集めている。
弁護士の郷原信郎氏は、インターネット選挙が解禁されてから10年以上が経過しているにもかかわらず、規制が追いついていない現状を指摘している。
彼は、SNSを利用した選挙運動が、専門業者に多額の資金を支払う候補者が勝つという歪んだ状況を生む可能性があると警告している。
自民党が派閥政治資金パーティーの裏金問題で国民の厳しい批判を受けた2024年の補選では全敗を喫し、支持率が低下している中で、SNSの活用が選挙結果に大きな影響を与えていることが明らかになった。
石丸氏は東京都知事選で165万票を獲得し2位となり、斎藤氏は兵庫県知事選で再選を果たした。
また、名古屋市長選でも予想外の結果が続出している。
選挙におけるSNSの利用が公選法違反の捜査対象となる事例も増加しており、特に斎藤知事の選挙運動に関しては、PR会社にSNS運用を委託したことが買収罪にあたるかどうかが問題視されている。
告発状では、PR会社の社長がSNS広報戦略を運営したことや、斎藤氏の選対メンバーの投稿がその信用性を裏付けていることが指摘されている。
これらの問題から、SNS選挙の運用に関する規制の必要性が強く求められている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cea13360228e1535855af43894379e6d4c932069
コメントは、SNS選挙の影響やその規制の必要性について、多様な視点からの意見が寄せられました。
多くの人が、SNSが選挙に与える影響について懸念を示し、特に情報の真偽に対する判断が難しいことを指摘していました。
既存のオールドメディアとネット情報の価値の違いについても議論があり、どちらにも一長一短があるため、双方の特性を理解することが重要であるとされました。
また、SNSを通じて情報を得る人々が増えている中で、選挙における情報の受け取り方や判断基準が変わってきていることも指摘されました。
さらに、SNSの利用が選挙活動において重要な役割を果たす一方で、誹謗中傷や偏った情報が拡散されるリスクも存在するため、適切な規制が求められるという意見が多く見られました。
選挙においては、有権者自身が情報を精査し、自立した判断を下すことが求められており、そのためには教育や意識の向上が必要であるとの意見もありました。
SNS選挙の問題点を指摘しつつも、選挙運動の手段としてのSNSの活用自体は否定されておらず、むしろその利用方法や内容に対するチェックが重要であると強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
元々既存のメディアも真偽のほどが曖昧な報道をしてきていた。
SNS選挙を否定してもネットで情報を入手している人達の心には響かない。
ネット、SNSの媒体自体が問題ではないが、規制は必要だ。
民主主義とは個人が見識を持つことが前提である。
SNS選挙の一番の問題点は、有権者の分断を招いたことである。