フジテレビの清水社長が第三者委員会の調査結果を受け、企業文化の改善に取り組む意向を示しました。再発防止策として新たな委員会設置やコンプライアンス強化を発表。スポンサー企業からは実行の重要性を指摘する声も。
調査報告書には厳しい指摘があり、社長は被害女性に謝罪を行い、今後は直接会って謝罪する意向も表明しました。
問題の当事者については、社内で事実確認を行い、厳正に処分する方針です。
再発防止策としては、新たに「グループ人権委員会」を設置し、コンプライアンスを所管する部署を格上げすることが示されました。
また、旧経営陣に対する損害賠償請求については監査役の決定に委ねるとし、中居正広氏に対しては刑事や民事での責任を問う可能性が残されていると述べました。
スポンサー企業の反応は様々で、「第三者委員会は機能した」と評価する声もあれば、再発防止策の実行が重要だとする意見もありました。
フジテレビは、これらの指摘を真摯に受け止め、企業体質の改善に向けた具体的な行動を求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6aa14ad424d31eb98969655654a3772c8ca1c839
フジテレビの社長が第三者委員会の調査結果を受けて企業改善策を発表したことに対するネットのコメントは、多岐にわたる意見が寄せられました。
多くのコメントでは、フジテレビの企業文化が昭和の時代から続く古い体質やノリ文化に根ざしていることを指摘し、その刷新が容易ではないとの意見が見受けられました。
特に、セクハラやパワハラが当たり前だった時代を振り返るコメントが多く、過去の慣習が現在の問題を引き起こしているという認識が広がっていました。
また、他局の問題も指摘され、フジテレビだけでなく、テレビ業界全体に同様の文化が存在するのではないかとの懸念も表明されました。
さらに、スポンサーに対する影響も大きく、改善策が実行されなければ、スポンサーが戻ってくることは難しいとの意見が多く見られました。
企業内部の調査が進むことで、他局でも同様の問題が明らかになる可能性があるとの期待もありましたが、実際には多くの局が何も行動を起こさないのではないかという懸念もありました。
加えて、フジテレビの経営陣に対する厳しい意見も多く、自己認識の甘さや企業文化の変革に対する疑問が呈されました。
全体として、フジテレビの改善策に対する期待と不安が入り混じったコメントが多く、今後の行動や企業文化の変革が注目される結果となりました。
ネットコメントを一部抜粋
昭和の企業体質と、芸能人との関係が近い事による「ノリ文化」が根底にあると思います。
他局のフジの問題を色々批判しているが、フジだけにこういう文化があったとは思えない。
企業風土、企業文化は一朝一夕に変わるものではない。
性加害を「トラブル」と言い換えて更に「ハラスメント」と言い換えていた。
スポンサーにとってはイメージが全て。
今回の報告でフジテレビのイメージは更に落ちた。