ヤマハモーターエンジニアリングは、消防事業に特化した電動アシストホースカー『X-QUICKER』を開発し、迅速かつ確実な消火活動を支援しています。
要約するとヤマハモーターエンジニアリング(YEC)は、ヤマハ発動機の100%子会社として1980年に設立され、40年の歴史を持つ企業です。
主にバイクや消防関連機器の開発を行い、最近では新たに消防ブランド『X(クロス)』を立ち上げ、電動アシストホースカー『X-QUICKER(クロスクイッカー)』を開発しました。
消防事業は、東京消防庁からの依頼で始まり、消火ホースを運搬するための資機材の開発からスタートしました。
特に、都市型火災に対応するためのコンパクトで軽量なホースカーのニーズが高まり、2019年からクロスクイッカーの開発が始まりました。
ホースカーは消防隊員が運搬するための装置で、消火ホースを収納し、火災現場と水源を結ぶ役割を果たします。
クロスクイッカーは、引く力を感知してアシストするシステムを採用し、操作がシンプルで直感的です。
また、バイクの技術を応用しており、耐久性と軽量性を兼ね備えています。
ヤマハは「迅速」、「確実」、「安心」を開発コンセプトとし、消防隊員の負担を軽減することを目指しています。
今後も、医療や介護、育児など、様々な分野で安心安全を守る製品を提供していく方針です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7fff375c52560ce827895b729af6700979aa6027