フジテレビの社内で発生した性暴力事件が、経営陣の不適切な対応やハラスメントの蔓延を明らかにした。第三者委員会の報告書は、企業文化の見直しを求めている。
この報告書は290ページにわたり、フジテレビが加害者である中居氏を守るために、被害者であるAさんに対して二次加害を行っていたことを明らかにした。
調査によると、Aさんは中居氏との密室での食事を断れない状況に追い込まれ、2023年6月2日に性暴力を受けた。
元社長や幹部はこの問題を「プライベートな男女間のトラブル」として軽視し、Aさんが復帰するまで何も行動を起こさなかった。
また、B編成部長は中居氏のために「見舞金」と称して現金を届けたり、弁護士を紹介したりするなど、明らかに不適切な対応を取っていた。
さらに、フジテレビでは取引先との良好な関係を築くために、性別や年齢、容姿に基づいた会合が行われ、社員やアナウンサーがハラスメントのリスクにさらされるという悪習が存在していた。
このことは「業務」として認識され、幹部が率先して推進していたと報告書は指摘している。
ハラスメントが社内で蔓延し、被害者が放置されていたことに対し、第三者委員会は厳しく非難し、企業文化の見直しを求めている。
竹内朗委員長は、社内にハラスメントに対する寛容な土壌があったことを強調し、今後の対応が注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/584caabf715f36ffa9368e1c0ae5662370fff622
フジテレビの性暴力事件を受けたネットのコメントは、経営陣の責任や改革の必要性に関する意見が多く寄せられました。
特に、日枝氏に対する批判が強く、彼が推した取締役候補が選出される状況が続いていることに対する不満が見受けられました。
株主からは、外部からの人材招聘を求める声が高まり、経営トップの信頼回復が急務であるとの意見がありました。
清水社長の記者会見には逃げの姿勢が見え、事実を隠す態度に対する疑問も多く寄せられました。
このままではフジテレビの改革は進まないとの意見が多く、6月の株主提案で新社長が就任する可能性が高いと期待する声もありました。
また、経営陣が業績に対する危機感を持っていないとの指摘もあり、フジテレビの体質改善が求められていました。
全体として、フジテレビの再生には根本的な改革が必要であるとの意見が多く、視聴者や株主からの信頼回復が急務であることが強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
取締役の選出は株主総会で決まる。
この期に及んで日枝氏の説明責任はゴニョゴニョって言ってる。
清水社長の記者会見は逃げの姿勢に終始した。
フジは、現役員が総退陣して新たな役員人事をして半数は外部の有識者を入れることが必須。
経費で落としているので、参加した社員も会社側もこうした接待を必要な業務と捉えていた。