全銀協新会長が貸金庫問題で謝罪し、再発防止に努める意向を示しました。金融庁とのルール改定も検討中です。
要約すると全国銀行協会の新会長である三菱UFJ銀行の半沢淳一頭取が、異例の就任会見を行い、昨年度発覚した貸金庫問題について謝罪しました。
この問題は、元行員が貸金庫から数十億円相当の金品を盗んだ事件であり、顧客の信頼を損なう結果となりました。
半沢会長は、この不祥事を受けて、銀行業界全体に教訓を還元し、再発防止に努める意向を示しました。
また、貸金庫に関する金融庁の新たな監督指針の改正案についても言及し、現金を保管できないルールの策定が銀行側に求められていることを説明しました。
半沢会長は、この新ルールに対する解釈が不明確であることを指摘し、金融庁と協議しながら、ルールの改定も含めた検討を進める考えを表明しました。
三菱UFJ銀行としては、貸金庫ビジネスの安全性を高めつつ、引き続きサービスを提供していく方針です。
会見は、業界の透明性を高める重要な機会となり、今後の信頼回復に向けた一歩と位置づけられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/76708f03b22e11d0577375a4be2e9268bb77f216