ヤマハがオーストラリアのボート製造会社テルウォーター社を買収し、マリンビジネスの基盤を強化。販売ネットワークの拡大を目指す。
要約するとヤマハ発動機のグループ会社であるヤマハモーターオーストラリアは、カナダのBRP社からオーストラリアのアルミボート製造会社「テルウォーター社」の全株式を取得する株式売買契約を締結した。
この買収は、競争法やその他の法令上のクリアランス・許認可を取得することを前提としており、テルウォーター社はオーストラリアで最も古いボート製造会社の一つである。
テルウォーター社は「QUINTREX」「STACER」「SAVAGE」といった有名ブランドを展開し、南半球有数のボート生産量・販売量を誇る。
高い製造技術と長年の経験に裏打ちされた高品質で耐久性のある製品は、多くの顧客に支持されている。
ヤマハの今回の買収は、オーストラリアにおける販売ネットワークを拡大し、マリンビジネスの基盤を強化することを目的としている。
ヤマハ発動機は、マリン事業をコア事業と位置づけており、今年2月に発表した新中期経営計画では、コア事業の競争力を高めることを基本方針としている。
今後は、重点的な投資を通じて魅力的な商品やサービスを提供し、グローバルな販路の強化を図りながら成長を加速させていく方針だ。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/80c287094411a5068a5b1912e7d960993f6342be