金子恵美氏が裏金問題に関与する当選議員について「みそぎは済んだ」と発言し、SNSで批判が噴出。自民党の政治とお金の問題が再燃する中、議論が続いている。
この発言は、彼女が3日のTBSのバラエティー番組「サンデージャポン」に出演した際に出たもので、自民党の裏金問題に関与した候補者の中から46人が衆院選で非公認または公認されず、28人が落選した一方で、18人が当選したことを受けてのものです。
金子さんは、選挙という民主主義のプロセスを経て当選した議員は「みそぎが済んだ」とし、政治とお金の問題が依然として解決していないことを認めつつも、当選を正当化しました。
この発言に対して、司会の太田光さんも「主権者が選んだということ」と同調しました。
しかし、金子さんの発言はSNS上で激しい反発を呼び起こし、「ちっとも済んでない」「不正議員の都合のいい解釈」といった批判が相次ぎました。
金子さん自身も、夫の宮崎謙介元衆院議員が女性問題を起こした後に落選した経歴があり、現在の発言が国民にどのように受け取られるか注目されています。
自民党内では、当選した議員に対し衆院の会派入りを要請している状況で、今後の政治情勢に影響を与える可能性があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/815f9b5f3ba5a65ae829a3493019085df8587ebd
ネット上のコメントは、自民党議員の裏金問題に関する金子恵美氏の発言に対して多様な意見が寄せられました。
多くのコメントは、選挙で当選した議員が「みそぎが済んだ」とされることに疑問を呈し、選挙結果がその議員を支持した証である一方で、裏金問題の解決には法的な整備や倫理観の向上が不可欠であると指摘していました。
特に、裏金を生み出さない仕組みを作ることや、政治資金規正法の再改正が必要だという意見が多く見られました。
また、選挙に行かない国民の責任を問う声もあり、投票行動が政治に与える影響についての認識が広がっていました。
さらに、選挙制度そのものの見直しや、候補者の質向上を求める意見もあり、国民としての責任を果たすことが必要だとの声が強調されていました。
全体として、政治とお金の問題に対する国民の意識や行動が、今後の政治改革に大きく影響するとの見解が示されていました。
ネットコメントを一部抜粋
裏金問題は何も終わっていない。
この国をダメにしてるのは選挙に行かない方々だと思います。
国民にとっての禊は、政治とお金の問題の解決です。
選挙で落としてこそ、みそぎになると思ったほうがいいでしょう。
選挙で再選されればみそぎが済んだというのは完全に議員側の論理。