プロゲーマーHurt選手がスマブラにMODを導入し、活動自粛を発表。任天堂の規約違反が問題視され、チームは指導を強化する方針。
この問題は、3月27日に第三者がHurt選手の3月6日のYouTube配信の動画から、通常のゲーム画面には存在しないテキストを確認し、非公式MODの使用を指摘したことから始まりました。
チームの運営側が確認した結果、Hurt選手は自身が所有する2台のNintendo Switchのうち1台に非公式MODを導入していたことを認めました。
この機材は知人とのプライベートなオンライン対戦時に使用していたものですが、意図せず不特定多数とのマッチングでのオンライン対戦にも使用してしまい、その様子を配信してしまったとのことです。
Hurt選手は3月6日の配信を除いて不特定多数との対戦は行っていないと主張していますが、その証拠を提示することは困難です。
MODの導入は任天堂の「ニンテンドーネットワーク利用規約」に違反しており、他のオンラインプレイヤーに不信感や不安を与える可能性がある重大な行為とされています。
そのため、ENTER FORCE.36はこの問題を深刻に受け止め、Hurt選手の深い反省の意志を考慮しつつ、指導および活動自粛措置を講じることを決定しました。
具体的には、スマブラSPECIALのオンライン対戦や、レーティング対戦Webサービス「スマメイト」の利用を停止し、同タイトルを採用する大会への不参加を決定しました。
参加が決定している大会については、主催者の判断を尊重する方針です。
この問題を受け、チームはゲームメーカーが定める規約やガイドラインの再確認、利用規約に反するツールの使用禁止の徹底、コンプライアンス指導や倫理教育の強化を行うとしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/eb6f1cf37c14d4799b94cdb1af5d982d73776383
スマブラのプロゲーマーHurt選手がMODを使用した問題に関して、ネット上では様々な意見が交わされていました。
多くのコメントが、MODの本質はチートと変わらないという認識を示し、特にプロゲーマーとしての責任が問われるべきだという意見が強調されていました。
コメントの中には、MOD使用が「利用規約違反」であることを指摘し、誰が使用したかではなく、何を導入したかが重要だという意見もありました。
また、MODの使用が競技シーンに与える影響についても懸念が表明され、特に「遅延低減」などの有利になるMODは競技の公平性を損なう可能性があるとの指摘がありました。
さらに、一般のプレイヤーがMODを使用した場合の厳しい処罰と比較し、プロ選手に対する処罰が甘いのではないかという意見も見受けられました。
2ヶ月の自粛については、「夏休みのようだ」との批判があり、長期的な反省が必要だとの声が多く、プロゲーマーとしての自覚を促す意見が目立ちました。
全体として、MODの使用に関する認識の甘さや、処罰の軽さが問題視され、今後の競技シーンの健全性を求める声が強く響いていました。
ネットコメントを一部抜粋
何やら国内・海外のMODに対する認識の差とか、ゲーム業界におけるMODのあり様とか言ってる人いるけど、
MODと言うと今の時代ではなぜか良いものと認識する人がいるがその本質はゲームのプログラムを意図的に改造するというチートと同じ事をしている。
そもそもMODの種類(見た目変更、キャラクター追加など)にかかわらず、「利用規約違反」なのよ。
一般人がMOD導入したのがバレたら垢BANや永久追放になるんだから。
ドーピングを例えに出してる人もいるけどオフの大会では共通のゲーム機でやるわけなので別に有利に働くわけではなくスポーツだと例えが難しい。